BLじゃあないんだよね、これ
恋愛漫画というものに触れてこなかった私には（今となってはなんでかな？って思うんだが機会がなかったのね…）これがどんなジャンルの漫画なのかがよくわかっていない レディースコミック？少女漫画？ 女性がちゃんと知性を持った描き方されているね。
ちるちるのレビューで上位だった（最初何読んでいいかわからなくてちるちるさんには世話になったわ）んだけどすごい昔の漫画かつ絵柄も…って思ってたんだけど思い切って読んで、読んだ価値がある漫画だったな〜って思った記憶あり、初読時衝撃だったな🫨
そして今回は伝説のCDを聴かせていただきやした！中村悠一さんと遊佐浩二さん もう字面からして圧がすごいね…私なぜか今ヶ瀬を中村さんと思っていて反対だった💦
中村さんって超超有名声優さんでしょ、かっこいいよね〜BL系のドラマCDって他にもやっているのか知らないけどこの作品、ピッタリというか、いわゆるBLCDぽく全然ないの…
そういうシーンもあるけどあくまで上手い演技として演技の一環でやっているプロ感がある…
恭平さんと同様、同性愛者じゃない（と思う、女性と結婚されていたよね？）から本当の意味で男性を好きな気持ちに戸惑いと抵抗がある感じをそのままちゃんと出している、演技じゃなくてそれが中村さんから出ている感じがするの、それがめちゃくちゃよくって…漫画の表現的には今ヶ瀬にどうしようもなく惹かれている自分、的な表現が出てくるんだけど、そこが、「好きだっ！」ていうより諦念している感じ？というのかな？女性的恋愛感とはちょっと違う感じ出してきているというかリアル男性ポイというか…？（って言ったら最後のキャストトークで自分ならたまきだな、って言っててそりゃそうさ、それ言っちゃおしまいねってなるから、リアル男性感ではないけどさ💦）
リアル男性の恋愛観とBL的ファンタジーのギリギリを攻めて成功した稀な例な気がする。
漫画もドラマCDも。無理な話のようで恭平さんが今ヶ瀬と一緒にいた時の安らぎみたいなのはちゃんと伝わってきてさ、ある意味冷めつつもちゃんと視聴者が夢から醒めないようにやってくれてよかったな。技量がちゃんとあった。
セリフがすごいんだよね、今ヶ瀬の好きに飲み込まれていてどうしようもない感じとかさ…まあ恋愛漫画的ではあるが、恋愛感情を煮込むとああなるのかあ？って思える感じ…恋愛感情の言語化に成功した例な気がするんだよな、すっごいマキシマムな方法でね🤔
遊佐さんは上手いな、もう、上手いとしか言いようがないなw
遊佐さんの声特徴あって好き❤️
二人ともね、やっぱり演技が上手いのレベルがだいぶ違うっていうかさ。声優さんってみんなもちろん演技上手いけど、こんな難しい役でセリフめちゃ多いのに嘘じゃん？って思わせないレベルとなるとちょっとまた違ってくるわな…
ちゃんと濡れ場もあるけど、あくまでちゃんとした演技って感じで、違和感ないけどやらせ感なし、上手いけど、ある意味冷めてやっている？感じがある…
BL作品のCDの目玉ってやはりお布団でおお、ここまでやるか？みたいなところを楽しむとこだと思うんだけど、この作品はちゃんと色っぽくておお…なんだけどほんとあくまで演技の一環で溶け込んでて、メインがここじゃないのがよくわかる感じ、時代もあるのかな？
俎上の鯉の方もそうだけど、モノローグとか二人の言い争いがメインだな…ただ、遊佐さん演じる今ヶ瀬の喘ぎは悲壮感というか、ああ、そうやわな，って感じした。必死なんだよね〜
まあ何が言いたかというとBLCDとは一線を画す素晴らしいドラマCDで満足しました👍
Thank you Y 🐈⬛
