BL漫画感想ブログ

BL漫画ファンによる感想ブログです♡雑記含みます

最果ての空/英田サキ 先生

読み出したらもう止まらない…篠塚英之… エスシリーズの最初の主人公の椎葉の義理の兄貴、“ヤクザの抗争に巻き込まれて“妊娠中の奥さんを亡くした孤独なエリート(警視正)奥さんが亡くなった後も椎葉を見守りつづけているの 義兄さんっ!

 

このシリーズにずっと影の主役的に出続けていて、いつかこの人が主人公の話があるはずだと読み進めていたの そしてこの「最果ての空」!素晴らしかった

 

ボーイズラブを読んでいるのだから、ボーイズのラブを読みたいのはそうなんだけど、やっぱりこの人が男に落ちるか?と思うことが正直ある!もちろん、そうだな、愛さざるを得ないな、これは…って納得させられるのを楽しんで読んでいる。が、しかし、やっぱりいやこんなハードボイルドな男が男と愛し合うのか?それもかなり甘く…ってなる自分がいる(その甘さを求めている自分もいるが、が!)。それはBL以外のストーリーがしっかりしていればいるほど、肉体関係いる?って思う時ある!(でも肉体関係読みたい自分もいる!もちろん)アンビバレント

 

篠塚さんは…奥さんもいたし、男を愛する男じゃないぞ?そしてこの人のそばにいれる人って誰?もはや性別超えて誰もいないぞ?って思ってた、だから篠塚さんを主人公にした場合誰が相手になるの?恋愛するのか?男を抱くんか?って思ってた。椎葉くんに対する言動は…怪しかったが、なんか、絶妙な感じだったんだよね。

それに対するアンサーを真正面からぶつけられて、消えたね、私は…さらさら。素晴らしかった。

「ああ、迷惑だね」

「申し訳ないが、君の気持ちには応えられない」

「ありがとう。だけど私も、やっぱり君の気持ちには応えられない」

ぐらつかない、どんなに好意を真正面からぶつけられても、No 

“人間的には愛おしく思っているけど恋人としては付き合えない“

これでしょ!!!!!!これが聞きたかったんだよ!!!!そう…恋愛関係では結ばれない、だけど心が揺り動かされる、篠塚が自分の気持ちを聞いてほしいと思うくらいに、こういうのが読みたかったの。

「君が駄目なんじゃない。私が駄目なんだ。寂しいと思いながらも、ひとりで生きていくことを選んでいる」

これでしょ…これが義兄さんなんだよ。本当に痺れる男にあったぜ、強がりでもなんでもない静かな覚悟があってさ、かっこ良い。これがエリートか。これが篠塚か。

このシリーズほんと色んな人が出てきてみんな自分の弱さと向き合ったり誰かの温もりを求めたり、ドンぱちしたり、自分の運命と戦ったり、運命に前に破れたり、だったけど(すごい斜め上の人もいたー火野)義兄さんだけは別世界だったんだよ…そして最後までそれを貫いてくれて、でも彼の本当の気持ちが知れて感無量だった。

 

甘くて脳天痺れるのもいい、が、私はこういうのを求めている、愛だなんだを超越した胸熱人間ドラマをっ!(でもBL好きだから甘いのも読むよ♡)

 

 

メイジー・ラヴを綴って/くれの又秋先生

Spell Mazy Love   最高すぎて怖かったです

 

まだ消化できてないんだけど頭の中が日高さんでいっぱいで吐き出さないと連休が日高さんのこと考えて終わっちゃう!ってことで読後すぐの感想をば

 

やばいね

もう1話読んだ時点で うわ…もうすごすぎて怖い…くれの又秋先生やばいってなった

この前の巳鹿島さんの番外編ですでにうわ…もうだめ、ってなってたのに追い討ちどころじゃなくてますますすごい攻め描いてきたな

メイジーすごいらしいってのは風の噂で聞いてたけどすごいどころじゃなかった

他の先生の名前出して恐縮ですが、私の神様 座裏屋蘭丸先生の漫画って絵が上手いを超越したものを感じるの、それと同じものを感じた

巳鹿島さんと新田くんの両思いセを見て、これはくれの先生歴史を作ったなって思ってたんだけど、ちょっと自分で歴史塗り替えてません?すごかった。

濡場の連続、手練手管がすごいんだけど、もっとすごいのが、ストーリーが神!よくある「ノンケを手練れ攻めがメス堕ちさせる」のその先の先だったな。こういうグレーな終わり方が大好き。そりゃすぐお前が好きだ!ってならないよ。

敦くんの靴下になりたいと思った、すごいことされてた、この子。体から落ちるってよくBLで描かれるけど、まさにこれだった、すごい説得感があったな。バーで暴言吐いてこの子大変な目に遭うわ…って思ったけど私が考えうる大変のその先の先のすごいことされてた。

で、日高さん!日高さんは本当にやばい。くれの又秋先生のセってさ、他で見たことないことをするんだよね、それは微妙な違いなんだけど、耳攻めにしても一味違う。細かいことを巧みに繰り出して…ゾワゾワした、怖かったわ。

でね、でね、私が萌に燃えたのは日高さんの過去だよ!そうだろうよ、そうだろうよ!自分がされたことないことを人にできないよ!!!!敦くんと一緒にいるとバチバチ攻めなのに國寛くんと一緒にいると怪しい雰囲気が漂うわけよ…ピピっときたよね。

ワタクシは、どっちもしてる、なんなら女性ともしますな男性が一番セクシィーだと思っているわけで(今回女の子としているのは敦くんだったけど、あれも良い…)ドンピシャ来たな

直接リバ、間接リバ(メインCP以外の絡みがあるBL漫画大好き!なんなら女性との絡みを描いていただいても大歓迎!)が何よりのご馳走、ウニくらい好きだよ。男同士なんだからmutual connectionしたらいいじゃん!全CPリバってくれてもいいんやで、てか是非お願いしたい!そしてメインCPは固定でも,この二人が他の相手とだと逆転するのも大好き!

ちょっと話逸れたけど、敦くんには無理なのかもしれんが(いややればできる)「日高さんが下」を是非見たい!!!!!(これが一番いいたかったことね😉

きゅんコマ企画 國寛と日高さんの二人のコマにしたかったけど角が立つ?(いやたってもいいけど)と思ってやめといたの😉

あとね、ビンタし合うのもいいよね〜受けと攻めが殴り合ったりするのも好きすぎる。

 

ほんと、こんなの読んだら他なに読めばいいのってなるほどすごかった、マジでこわ…ってなった。くれの又秋先生ほんと何者?男の抱き方が尋常じゃない、実体験を踏まえないとあんなの描けるのか?か?すごい研究しているのかな?でも実践して反応見ているようにしか思えないよ…なんか他のBL漫画と全然違うんだもん!

先生、男性なのかな?って思っちゃう(多分女性だよね?サイン会当たった人教えてください)

紙本も買ったしお休み中少しずつ読み直そう…💘

メイジー・ラヴを綴って (H&C Comics ihr HertZシリーズ)

番長!神絵師コイツです!/キヨヤス理解先生

見てください、この書影 もう只者じゃないわ…

女子のクオリティ見てよ…主役が端にいるわ…

漫画のセンスえぐすぎ 

他の先生目当てで買ったcannaでたまたま見つけてなんじゃこの先生は!canna恐るべし…ってなったの、普段目当ての先生以外は読まないんだけどもう目が釘つけで…コミックスめっちゃ楽しみにしていました。

番長! 神絵師コイツです!【単行本版】 (Canna Comics)

面白すぎる!センスえぐいよ、ほんと。(ちな、これは紙本もほしい!って某静かなアニメイト行ったら特典付き完売…くぅ〜新宿に行くぜ…ちなみにONLY MY PSYCHOも紙で買おうと思ったら完売してた…くぅ〜新宿で買うぜ。)

完璧に落ちた、いやもうデビューコミックスで落ちてた。My神作家入りさせて頂きました…

とにもかくにも、絵が好き!絵が好きすぎる!一見ヘタウマで売ってる?って感じがするかもしれないけどガチうまだと思う(すみません、素人なので、完全に主観で言ってます)画に動きがある!

そしてこの娯楽性は何?わたしにとっていい漫画とは笑える漫画である、かつBL的萌えがあるというのがいいBL漫画なのである…だからあまりシリアス領域展開ってなると、はへ?( ・∇・)ってなるのよね、いや、熱覚ましてからご提供ください…と。それと一緒で、ギャグに関しても熱を覚ましてくれないと、はい?(^ν^)ってこっちが冷静になっちゃうと思うに、シリアスよりこの点では難しいと思う。

それをキヨヤス理解先生は見事にやってのけているの。ギャグ漫画的に描いている(言い方下手でごめん)なんだけど、ちゃんと冷静に描いているというか。読者を置いてけぼりにしない。

テーマもDKで幼馴染の片方がガチ恋!でも言えねえ!というクラシックなものを自分色に染め上げている!恋心を少女漫画を描いて発散、昇華!って最高か!司 おま 最高やで(プランプラン出版の編集さんと会う時半パンで行ったな、さすが高校生)。

そして司が長年ガチ恋している、番長こと伴長(バンヒサシ)が、かっこいいんだな…すごいかっこよくて喧嘩つよくてハートも強い、のに天然でかわいい✨二人で遊んでいる時に司の頭に自分の頭のっけてるのが萌えた。

司はね、頭の中がもう大変なの、好きさ〜好きさ〜大好きだ〜!(1話目の焼肉屋の脳内すごいよ、結婚指輪してたw ホロリって何 wwww)なのに友達ポーカーフェイスを貫かなくてならない…友達ポジを無くしたくないから!だから少女漫画で昇華よ!なのに、そう、その自分がヒサをモデル(いやそのまま)描いた少女漫画(自分がヒロインのしずくちゃんポジよ)をクラスメイトの女子とご本尊に読まれて…バレそう!あああ〜憤死するわよ(憤死?w  

 

言いたいことがありすぎるんだけど(はあはあ)5話だよ、5話なのに贅沢に素晴らしい無駄を描いているの…二人の日常も然り、そしてクラスメイトのあれやこれや(女子が解釈違いで戦争が起きていたわ)、謎の朝食、謎のおっパブバイト…あん、モミモミ。この一見無駄に見えそうなエピソードが全く無駄じゃないのがすごい。で、一コマ一コマ描き込みがすごい(ONLY MY PSYCHOと同時連載って…すごすぎません?)、だけど、独りよがりじゃなくて、すごいセンスがいい、もう降参よ!すごい先生が楽しんで描いているのが伝わる、楽しまずにこれは描けんでしょう。

あ、あとね、あれやこれやで(本編でご確認ください)

二人は喧嘩するんだけど、その時のヒサの嫌がらせが…ひどい!w かわいい!

二人は殴り合いするんだけど(攻め受けが殴り合うのだ〜い好き、うなぎぐらい好きよ)それも最高!

兎にも角にも読んでほしいわ!本当に最高。もちろんBL的にもいいの、このもだもだ、悶える〜くぅ〜!

そして、そして、続編!神様ありがとう!!!!!!

やっぱりcannaはいい。そうcannaには余白がある。

 

もう自分的神作家は固定していてそこに入る〜〜〜!って先生ってどこにいるのかしら?って思ってたけど嵐とともに現れたわ✨

先日フォロワさんとのオッフ会時に「tottiが好きな感じの作家さんて時代の流れ的にもう現れないわよ、今は素人っぽい人が流行ってるの」って言われてまさに憤死しそうになったんだけど、いいえ、いたわ!ここにいたわ!神様ありがとう!!!(そのフォロワさんにも布教して入信してもらったわ、らぶ)

このブログを読んでくださった貴徳な方!(ありがとう、愛してる)読んで、読んで、読んで💘わたし買ってくばってもいいわ✨

 

 

くれの又秋先生とは何者なのか…

手中の番外編読みました

私やっとこの話がどういう話なのかを理解した気がする(やっと

手中って不思議な話だなってずっと思ってたんだけど、この番外編の巳鹿島さんを見て、あ、そういうことか、って今更わかった気がする

新田くんが割と簡単に最初から体を許すのが不思議だったんだけど、これは新田くんが隠し持っていた欲望を見抜かれたからなんだな…と。

 

でね、今回ワタクシめが書きたいのは、一体、全体、くれの又秋先生とは何者なのか?ということです。(ちなみにサイン会は取れませんでした。先着って…)

先日フォロワさんと話していて自分の中で少し言語化できたので書いてみたいんだけど、くれの又秋先生の描く濡場って攻め目線なんだよね、時々これ女の人が描いてる?ってなる漫画、先生がいるんだけど、まさにそれのど真ん中がくれの又秋先生なの。もう、巳鹿島さんのこの手練手管というか男性の可愛がり方が、男性のそれって感じさせてくれる。

 

BLにおいて濡場の主役は主に受けな気がする。それは読者のマジョリティが女性ということもあるだろうし、先生自身が女性が多いこともあると思う。だからこれやろがい、これがセッセやろがい!って楽しめるんだと思うの。受けがとろとろになってるのにみていいわ〜ってなるし、攻めのドヤ顔やら言葉責めやら見て、あん♡ってなると思う。

ただ、くれの又秋先生の漫画の濡場の主役(特に手中)は攻めなの、先生自身が攻めを自分目線にして描いている気がする。新田くんがあんな感じになるの、おお、ってガン見もするんだけど、なんといっても巳鹿島さんのしていることをじ〜って見ちゃう、それは受け目線で見ているんじゃなくて巳鹿島さんを見ている気がする、完全ではないけど(もちろん新田くん目線の自分もいるよ)どっちかというと巳鹿島さん目線で見ている自分がいる。

今回の番外編もなんか他の漫画とすることが違うというか、生々しいというか、テクニックが本能的にすごい、可愛がり方がすごい、咥えさせるとかよくあるけど、喉を抑えるってあれ苦しいと思うんだけど絶妙なんだろうな、下からもされてすごかったし(あ、やっぱ受け目線で見ているのかな?)まさに「可愛がっていた」顔でも抱いてるよな、巳鹿島さん。あの顔だけでいけるわ〜

私が忘れられないのは、本編の16話の新田くんの新田くんの首のところをお口で愛するところ、あの舌使い びびった。なんだろ、凄みがある。女性にはないところで想像するしかないんだけど、あれはたまらんだろうなって思わせてくれるというか…乳首の触り方も絶妙なんだよな、なんかエロ漫画的じゃなくて…伝われ!

ということで、こういうことが描けるくれの又秋先生は何者なの?はたして女性か?いや女性だろ、でもなんか他の漫画家と違うぞ?という話を自転車に乗りながら話した4⚪︎の昼〜(尾崎豊でヨロです)

メイジーも楽しみだよ!滅多に紙の本は買わないけどこれは紙です…神の紙本 イエス プリーズ💘

手中に落としていいですか 番外編 ~彼の名が知られる前について~ (LiQulle(リキューレ))

 

恋ひめやも/英田サキ 先生

“長めの前髪がふわりと鼻先に落ちる。先生はくすぐったそうな顔で髪をかき上げた。細い指の隙間から、まっすぐな髪がさらさらと流れていく。”

 

恋だな…

 

普通の人の恋の話なの(元教え子と先生)テンプレ的な話?といえばそうなのかもしれない…

でもね、「せつない」を脳みそで感じたんじゃなくて体で感じたってかんじだった…

ああ、せつな〜いって思う前に体の中に流れてきて溜まった水原先生の気持ちが溢れて指が震えたな

どんなに冷静になって我慢しても、翻弄されてしまう…恋ねえ

 

棚橋くん、最初にお豆腐落とした先生を見て「可愛い」って思ったところ、読者もおや?でしたし、本人もおや?だったんだけど、この時にはもう小石が湖に落とされていて、「綺麗な髪」と思った時には波紋が大きくなってたわね。決して下半身に突き動かされて、これはなんだ?じゃないんだよね、何か分からないけど気づいた時には好きになっていた、どんなに自分に言い訳しても、恋しちゃってる、この感じ、いいわあ。理屈じゃなくて好きになってしまった感の書き方、引き込まれた。

 

水沢先生はもう恋なんてしない…って先生。なのに、この人の我慢が効かなくなる瞬間が最高だった。最後の方までこれは…どうなるの??だったのに、クライマックスでの水原先生の気持ちの溢れ方がどば〜じゃなくてサラ〜だけど水量が多い感じで、たまらん!ってなりました。

 

棚橋くん、ノンケで押し強女子友梨奈と実質婚約しているし、先生のこと好きって自覚しても一過性のものだって思ってたのに、自分でも気づかないうちに気持ちが熱く熱くなって友梨奈を…冷静になるとBLマジックすぎくない?ってなりそうなんだけど、英田先生マジックというか、文体の美しさというか読みやすさというか、ドライさと甘さの塩梅がうまい、好き〜、いつの間にか世界観に上手く引き込んでくれるの、文体が好きなんだろうな。

 

水原先生ほど「恋は終わる」を連呼していたら、そうやで…そうやで。ってなるんだが、棚橋くんが「終わりのことばかり考えて今を大事にしないのは、すごくもったいないと思うんです」っていうの聞いてね…おばちゃん間違ってた、ほんと若者のいう通りやって思いました。いいこと言うわ。途中、おまなにゆうてんねん!ってなったけど立派な攻めに成長したわ。恋が彼を男にしたのよね。

真摯な棚橋くんの言葉聞いて水沢先生は今まで抱かなかった淡い予感を抱くようになるのよね、素敵だった。恋の果ての、「終わり」以外の結末を考えられる相手に巡り合ったのよね。

 

英田先生自身があとがきで「地味」って書いてらして確かに地味かも!どんぱちしないし!ってなったけどすごいよかった〜。「遠い岸辺」からの温度差すごかったけどこれはこれで好きだった。とにかくに2人の濡場の見事さには舌を巻きました(最後にこれを言う)

 

我れ恋ひめやも

“恋などするだろうか、いやしない。恋なんてしない。恋なんて…”

意味を知ると、なるほど…と思うタイトル

 

でした(「めやも」なんて言葉は初めてしった…)

恋ひめやも (キャラ文庫)

遠い岸辺/英田サキ先生/ZAKK 先生

 
「気分次第だ。抱きたい時は抱くし、抱かれたい時は抱かれる」
 
日夏晄介さん あなたを待っていた… やっと会えたね
 
デッドロックシリーズにハマって英田サキ先生の他の作品も読みたいなあと物色していたらZAKK先生のイラストが目に入り…これは…と思い読んでみたら…最高傑作だった!
ニヤニヤと興奮と感動が止まらない!
私の好きなことしか起こらず、予想外のことも起こり…面白かった〜やめられず一気に読んだ!なんて上質なエンターテインメント…
 
男にも抱かれ、男を抱き、愛人は女、妻子もいた(マジカ!最高)どっちもいける、女もいける、そういう男が一番素敵と思っているわけで、日夏さん…貴方ですよ、年齢不詳、巨額の金を動かし、全てを受け入れているようで何も受け入れていない、深い傷を負った美しい男
 
射場はまあ、この日夏さんに対峙する男ですからね…まあまっすぐな男だった、元刑事で落ちぶれているけど…ハートの熱さとまっすぐさ よかったね いわゆるワンコ攻めかな?屈折しているのに最後に屈折していない。日夏さんに圧倒的カリスマ性があるからこれに霞まない男を描くのすごいなって思った。
 
2人とも「ゲイじゃない」ってのがミソで、BLで「ゲイじゃない でも 男に惹かれる」ってなると、BLマジックよね😉って思うんだけど(いいのよ、マジックを浴びるためにお金払ってんだから)でもね、マジックじゃない本物がそりゃあみたいわけよ!
 
本作はリサというSMの女王様(職業)が日夏さんの愛人な訳ね、もちろん肉体関係あり。そのリサを挟んで(挟まない時もあったが、精神的には挟んでたな)リサに突っ込みながら日夏さんに欲情する射場をみてめちゃくちゃ興奮した、これやろがい!BLで魅力的な女性を描くってのを見事にやってのけている。女が介在するからこそなぜ男に惹かれるのか?の輪郭が浮かび上がるというか?
日夏さんも射場も、男が好きじゃないんだけど、「惚れちゃう」のよね…でも、急に「愛してる…」「好きだ…」って感じじゃあないのがたまらんのだよ、葛藤の具合が良かった、めっちゃノンケの射場の葛藤もいいし、もう全てがのらりくらりで行くしかなくなんで好き好んで男に尻出さなきゃいけんの?って始終冷静な日夏さん…もうめんどくさいってことでするってのも良かった。その2人がそれぞれの岸辺になるまでが描かれているの。
 
裏社会者だし、死人も出るし、愛と裏切り!的で演歌調になりそうなのに…ならないのさ、スタイリッシュだった。なんでこんな魅力的なキャラクターが描けるのか?天才
 
2人が気持ちを伝えるのもさ、直接な表現じゃないのが好き。上手い〜〜!けど射場には熱く語らせえる。斜に構えてなくてちゃんと熱っぽいBL的な匂いもしてね、そこの塩梅が見事なの!
 
「嫌だと思った。隠さないで見せてくれ。」ここ良かったなあ。日夏さん射場に心が傾くんだけど、始終かっこいいんだよ、射場よりかっこいい。2人のポジションは射場が攻め、日夏さんが宇けではあるんだが、日夏さんの方が断然にいい男でさ、金もあるし(すげえ大事)、頭もいいし、余裕がある。そういう男が男に気持ちを許すって熱いわ、冷たいのに熱いのさ。そして決して単なるケツで抱いている、って安易な言葉でも片付けられない。
 
DLシリーズもそうだったけど、ユウトはディックよりかっこいいのよ。いやディックはめちゃかっこいいよ、でも、あの状況下でディックを諦めずに愛し続けたあの強さは大したもんだった。(ディックなんてユウトに会いに行けずに犬に…犬に…!詳細は本編でお楽しみください)ただ、BLのウケ的魅力もあってすごいキャラだって思ったんだけど、日夏さんはまた全然違うけど通じるものがあったな。かっこいいんだよ。
 
そして、ZAKK先生のイラストがまあ、かっこいい。この作品の世界観にあっていてさ…日夏さんの描き方がしっくりいきすぎた…ZAKK先生の絵めちゃんこ好き、かっこいい!
 
ジャンル的にはBLが読みたいんだけど、脳みそが女な男が男に抱かれてもね…それじゃあないんだよ、ってなる。魂が触れ合って愛しあわざるを得ない、相手は男なのに自分でもわからない劣情に翻弄される!そういう男たちの物語が読みたいの!まさにそれだった…読みなおそ!
もう一ついうと番外編で完全にリバってくれたら…って思うけど射場のキャラでそれはないんだろうね(あ、でもね…)あとは本作をお読みください。

 

遠い岸辺【イラスト付】【電子限定SS付】 (SHY NOVELS)

 
 
 
 
 

最終電車の恋人たち/ダヨオ 先生

おれ 生きてきてよかったなぁ…

 

とても素敵だった、新刊とても楽しみにしていたの✨

初恋ってのが嘘っぽくなくてファンタジーと現実感の加減がよかったな。しみた。

漫画だからもちろん上手く行きすぎなんだけど、大人が恋する瞬間の瑞々しさが素敵だった…セリフとかモノローグが等身大のおじさんで、よかった。キレイになりたいって思うんだよね、恋すると、きっと。素敵ね、2人の幸せを祈ってる。

 

いいなあ、うらやましかったな、とても素敵で。桜を耳に飾ってあげるところも素敵だった。藤嶋くんの後輩もいいこと言うの。ぐさっときたわ。

 

ダヨオ先生の作品なオシャレでテンションが高すぎなくて、かわいくて、キャラが等身大で、絵が魅力的なんだよね〜 中年の心情をよく理解している先生だなって思う。先生も中年なのかしら?

 

本作品はキスと同衾まで。そこもとってもよかった。お布団の中の裸のことは2人だけの秘め事でいいの、ゆっくり春江さんのペースで。春江さんかわいい。

 

心変わりすんな

心変わりすんな

心変わりすんな

ずっとここにいろずっとここにいろずっとここにいろ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

呪いたくなるよね

 

 

生きててよかったって思えることって 歳をとるとどんどんなくなる、ああこの単調な日々がずっと続いていくんだなあ、ってそれが人生なのだなって思う今日この頃。健康なだけでラッキーなんだけどね。

 

暗いことを考えなさんな

 

そう、悪いことを考えても考えなくても人生はつづく。たぶん

 

最終電車の恋人たち【電子限定かきおろし付】 (ビーボーイコミックスDX)