BL漫画感想ブログ

BL漫画ファンによる感想ブログです♡雑記含みます

fill the cream donuts/でん蔵 先生

Do you know what the tile means? I just got it this morning.オッふ

タイトルの意味を知って、なんだと?と思ってこれ久しぶりに読み直したのね

確かにクリームをドーナツにフィルしている…オッフ

 

前半と後半 別の漫画か?後半 受けの妄想か?ってくらい攻めが一変して混乱するんだよね…レンくん何歳なのか高校そつぎょうしているのか?あれから何があったのか?地頭良くても経歴不詳だと今の日本社会では弾き出されるはずなのにちゃっかり真っ当な?社会人になっている…

 

風俗で出会った二人、スーパーゲス攻めが一途な受けを好きになってしまい、って話ではあるんだが…そこらへんの漫画と全然違います。

ゲスさが身震いするくらいと言うか…攻めの営業にまんまとハマる受けのSJリーマン直樹さんみてて具合が悪くなるというか、これは社会の厳しさを教えるBL漫画なんだ、詐欺に遭わないように気をつけよう的な話にしか読めないのよw で

もいいの。先生の色がちゃんと濃く出ていて好きな人はどハマり、きらない人は二度と読まないって作風の先生だと思う。(こういう先生は先生の気持ちの持ちようだと思うけど苦労されるかな?とは思う、ファイト!全ての漫画家は尊い

 

転勤先で初めて勇気出してゲイ風俗に手を出した直樹さん…平々凡々地味普通サラリーマン、ゲイであることは誰にも言わず生きてきた。会社が辛くてふい癒しを求めたら、なんかチャラそうだけど優しいこと言ってくれてすごいえっちしてくれるレンくんがきて目眩く夜を…直樹さんハマっちゃって上客〜くらいにしか思われていないの知らずに毎週レンくんに抱かれます。気持ちも募っちゃってね。はい。I knew it.で、クソレンくんは、あ〜ちょろ〜って思っているわけよ。そりゃそうよね。BLじゃないんだから客に恋しないよ。あ、BLだった!

でね、直樹さん「レンくんと会う時間が一番大切なんだ」って言い出す、レンくんの返し「じゃあ俺だけにしろよ」恋する乙女が言われたら一瞬でホルモンバランス崩れて落ちる言葉ですね_:(´ཀ`」 ∠):嬉し恥ずかし直樹さんよ(騙されているよ〜でもこの返しがこの物語の中の肝だとわたくち思うざんす)

でね、直樹さんたまたま入ったご飯屋さんでレンくんが連れの友達に“おっさんにこんなに言われて気持ちわり〜“って言ってるの聞いて撃沈。I knew it.

あと一度やって(最後のSUKEBE もう大変よ!)姿を消す。THE END(これが現実、ああ、恐ろしくもタメになる授業だった、ぶるぶる)

じゃない…だってBLだもん!

姿を消した直樹さんにイラつくレンくん(え?)友達に好きじゃんそのおっさんのことと言われて戸惑うレンくん(え?)好きなわけねーじゃんと言いながら直樹さんを思い出すレンくん(え?)直樹さんみたいな大人に初めて出会ったなあと邂逅するレンくん(うん?)で気づいたら真っ当な社会人になったレンくん(え???????)そしてたまたま直樹さんと同じ会社に入って(これは漫画だからOK)直樹さんと再会(OKとする)

蓮くんはまっすぐに直樹さんに好きだって伝えて二人はハッピーエンド(うん…)

 

批判しているわけじゃないの、あのね、びっくりする。と言うかね、前半のレンくんのゲスさが本当にゲスでBLでここまで容赦なくゲス描いたらアウトじゃね?って思わせてくれるほど上手くゲスを描いているのですよ。これはBLだけど本物のゲスが出てきておっさんがハートズタズタにされて終わる本当の救いのない話じゃね?って期待すらできる。が、後半直樹さんの妄想だな、これのような話に転換して、正直戸惑うの。レンくんの更生ストーリーなの。どう更生したかは謎だが。大学入り直したのかな?大学は出てた?新卒以外で未経験者とる?(ごめん、イランこと言って)

 

えっちの描き方は多分青年誌だと思う(ごめん、青年誌のえち本を読まないのでイメージで言ってます)

正直汚いw 修正ほぼないw BL漫画的には一部の人間が狂喜乱舞し、マジョリティはちょっと激しすぎる〜ってなると思う…でもこれを真正面から描く、これがワイの漫画じゃいって気合いを感じます。迫力すごいよ…BLのえちはバラの花びら飛びそうで嫌だ、腹が膨れないって方にはたまらんでしょうな、すごいの。

断面図がどの漫画よりわかりやすく、正しい解剖図だよね?ってなる。なぜ、SHIOをふくのかに納得させられるというか?(正しいかどうかは私は医者でないしそういう教育受けてないからわからんよ?w)SUGOI!

いつまでも 自分の道を 歩んでほしい でん蔵先生

安達と井部も面白かったぞ〜攻めが変わってた気がする…

SUKEBE SUGOI